赤穂民報

絵マップコン10周年を祝う(11月24日)

 平成15年に始まった「あこう絵マップコンクール」の10周年を記念した同窓会が11月24日、中広の市総合福祉会館で開かれた。実行委員会スタッフ、過去の応募者など約90人が集まり、歴代入賞作品を展示した会場で節目の年を祝った。
 小学生以下を対象に手作りの絵地図作品を公募する同コンクールは「作品づくりを通して郷土への愛着を深めてほしい」と「西播磨地域づくり女性会議」が創設。第2回以降は市民有志の実行委が引き継いだ。平成20年に国土交通大臣表彰、22年には国土地理院感謝状、県知事賞を受賞。第10回までの通算応募作品点数は800点を超えた。
 同窓会では10年間の歩みを振り返るスライドショーを上映。出席者が順番にマイクを持ち、思い出話を語った。「6年連続応募賞」の受賞者も来場し、5歳から小6まで8回連続で出品した尾崎の久保亨也君(13)は「誰も取り組んだことのないテーマの作品が集まる場として、これからも長く続いてほしい」とスピーチした。
 実行委員会の代表として運営に関わってきた江端益子さん=尾崎=は「1回限りのつもりで始めた行事が多くの方々の協力のおかげで10年も続いたことに感動しています。コンクールを経験した子どもたちには、赤穂のまちづくりを実践する大人に育ってほしい」と願っていた。

(過去の入賞作品も展示された「あこう絵マップコンクール」10周年記念同窓会)

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