赤穂民報

アマ作詞家が念願CDリリース(12月1日)

 浜市のアマチュア作詞家、宮永古樹(ひさき)さん(71)が自作の演歌「義士の妻」(町井孝蔵作曲、敷島剛編曲)をレコーディング。自費でプロ歌手を起用し、念願のCDリリースを果たした。近く通信カラオケにも登録される予定といい、「一人でも多くの人に歌ってもらえれば本望」と話している。
 宮永さんは若いころから詞を書くのが趣味で、本業の左官業のかたわら作詞専門誌にしばしば投稿してきた。「義士の妻」は20年以上前から構想を温め、7年ほど前に書き上げた自信作。目に留めた作曲家の町井氏が無償で曲を付けた。慎重に歌い手を選考し、「牛窓音頭」「葛野音頭」など“ご当地ソング”の歌手、かわたり京子さんに依頼した。
 「面影揺れて涙呼ぶ 四十七士の赤穂城」で始まる歌詞は3番まである。本懐を遂げて帰らぬ人となった夫を偲ぶ妻の哀愁を雨に濡れる花になぞらえて表している。CDを聴いた人からは「女心の切なさが伝わってきた」「詞と曲がよく合っている」などと好評という。
 「時間はかかったが、納得の一枚が出来た」と宮永さん。すでに次回作の構想も固まっているといい、「作詞は何歳になっても出来る−」と情熱はますます強まっている。
 CD『義士の妻』は1枚1200円(カラオケ、他1曲)。イオン赤穂店2階の音楽ショップ(TEL46・5815)で販売している。

(「義士の妻」で念願のCDをリリースした宮永古樹さん)

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