赤穂民報

陣太鼓に誓った永遠の愛(12月9日)

 新郎が大石内蔵助に扮装した「忠臣蔵ウエディング」が9日、上仮屋の赤穂大石神社であり、姫路市網干区高田の会社員、渡部高平さん(27)と赤穂市職員の朱里さん(27、旧姓有田)が晴れて挙式した。
 「忠臣蔵ウイーク」の主要企画として実行委が希望者を公募。今年4月に入籍し、これから結婚式を開催する予定だった渡部さんペアが「一生の記念に」と応募した。
 高平さんは羽織袴に火事かぶとで雄々しい内蔵助に扮し、朱里さんは清楚な白無垢姿。両家の父親をはじめ一部参列者も義士装束を身に付け、新郎が打ち鳴らす陣太鼓を合図に神社参道を行進した。行く先々で観光客や写真愛好家がカメラを手に待ち構え、盛んにフラッシュが光った。
 「まるで街ぐるみで祝福してもらったみたい」と高平さん。朱里さんは「内蔵助姿は普段のスーツよりもよく似合っていました。この感激を忘れず、温かい家庭を築いていきます」と幸せをかみしめていた。

(「忠臣蔵ウエディング」で挙式した渡部高平さん、朱里さん夫妻)

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