赤穂民報
観客も「エイエイオー」赤穂義士祭(12月14日)
討ち入って本懐を遂げた四十七士を偲ぶ「第109回赤穂義士祭」が14日に開催された。忠臣蔵の名場面、登場人物を再現した山車や行列などが街中をパレード。討ち入り装束の義士行列が勝どきで締めくくり、沿道を埋めた観客も「エイエイオー」と声を合わせた。
今年の「忠臣蔵パレード」は22団体約1500人が参加。義士の一人、菅谷半之丞ゆかりの紙太鼓で拍子を取って踊る「竹北どんちゃん」、東映剣会の殺陣などが祭りを盛り上げた。関西福祉大生は、松の廊下刃傷事件を知らせる「早かご行列」を24年ぶりに復活。「義士娘人力道中」ではこの日がお披露目となった第28代赤穂義士娘の3人があでやかな衣装で人力車に乗り、笑顔を振りまいた。
メーンの義士行列で大石内蔵助役を務めた有年地区連合自治会長の木虎勇さん(72)=有年牟礼=は「義士装束を着込むと背筋が伸びた。生まれて初めての緊張感。責任を果たせてほっとした」と行列中の固かった表情をようやくほぐした。
主催者発表によると、観客動員数は6万人だった。
(四十七士の勝どきで締めくくった赤穂義士祭)
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