赤穂民報

奇跡と人生(1月19日)

 人生には、奇跡がおこることもよくあります。
 ある時、貧しい少年が、お手玉を上手に回すことができました。彼は技をみがいて道化師となり、町から町へ旅をして人々のかっさいを受けました。しかし、年をとるとともに技も衰え、その日の食べ物にも困り、一人静かに死を迎えました。
 古いフランスの話の再話ですが、なぜか中世のくらしにタイムスリップしたような感じになりました。
 人生のはかなさを感じるとともに、神の存在について考えさせられる絵本です。
   * * *
 『神の道化師』○作/トミー・デ・パオラ○訳/ゆあさふみえ○ほるぷ出版

(『神の道化師』 ○作/トミー・デ・パオラ ○訳/ゆあさふみえ ○ほるぷ出版)

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