赤穂民報

音色柔らか、リコーダーの祭典(1月20日)

 「はりまリコーダーフェスティバルin赤穂」が20日、中広の赤穂市文化会館であり、プロアマ総勢100人を超える出演者が大ホールで演奏を披露した。
 たつの市、姫路市など播磨地区を中心に6グループが参加。小学生から80代まで幅広い世代が舞台に立った。
 山野里小学校の児童5人組の「上郡リコーダークラブ」は「スペイン組曲」から2曲を一生懸命に演奏。発足28年の「アマービレ」(姫路市)はソプラニーノからサブバスまで音域の異なる5種類のリコーダーで深みのある音色を響かせた。
 相生市若狭野町入野の中学3年生、福田瑞歩さん(15)は有志約40人で混成した「はりまリコーダーオーケストラ」でアルトを担当。「演奏している自分にも、きれいな音がホールに響いているのがわかった」とアンサンブルの楽しさを強く感じたようだった。
 この日はプロ奏者の藤田隆が率いる「スーパーリコーダーカルテット」のステージもあり、高度な演奏で約500人の観客を魅了した。主催したNPO法人「オフィス・ドルチェ」の香山美穂さんは「これからもリコーダーで地域や世代を超えた交流の輪を広げたい」と話していた。

(美しいアンサンブルを奏でた「はりまリコーダーフェスティバル」)

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