赤穂民報

「心一つに」小6児童が創作劇(1月26日)

 郷土の民話を基に地元児童が演じる創作劇「有年物語2012」が2月2日(土)、有年小学校体育館で上演される。児童たちは「心一つに」を合い言葉に連日の稽古に励んでいる。
 同校では平成17年度から6年生の総合学習に創作劇を導入。一年間かけて準備した成果を卒業前の3学期に披露することが恒例となっている。8回目となる今回も1学期から同級生11人で台本作りに取り組みんできた。
 出来上がったシナリオは、村人同士の思いやりが温かい「引き受けたおなら」、知恵を出し合って悪代官の悪だくみを打ち破る「灰の縄ない」の2話を組み合わせたストーリー。タイムマシンで昔の有年へ時間移動した主人公が村人との触れ合いの中で“仲間の大切さ”に気付く心の変化を描く。
 1人2〜3役を担当。12月には日本児童演劇協会から講師を招き、発声、表現などを2日間にわたって教わった。今月中旬からは衣装を着けたリハーサルも始まり、立ち位置や声の張りに気を配りながら練習を続けている。
 1年生のときから同じクラスで過ごしてきた11人。「練習が厳しく感じるときもあるけれど、みんなと一緒なので楽しい」と話すのは村人など2役を演じる橋本健矢君(12)。大鷹幹樹君(12)は「見に来てくれた人の印象に残る演技をしたい」と大きな声で台詞を稽古していた。
 午前10時半開演。観覧自由。TEL49・2081。

(「ぼくたちの芝居を見に来て」と呼び掛ける有年小6年生の11人)

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