赤穂民報

新進書家が初めての個展(2月8日)

 平成20年の全日本高校・大学生書道展で大賞に輝くなど、将来が嘱望される折方の若手書道家、長安蘭銑さん(28)=本名・宏樹=が初めての個展(赤穂民報社後援)を2月9日(土)から中広の赤穂市立図書館で開く。
 8歳から書道を始めた長安さんは塩屋の山本蘭逕さんに師事。「紙に食い込むような厳しい線質」が持ち味で、鳴門教育大大学院時代に「学生書道のグランプリ」と称される全日本高校・大学生書道展で大賞に選ばれ、その翌年には兵庫県展で知事賞を受賞した。
 今展では色紙に書いた一字書から迫力のある全紙作品まで新作を中心に34点を出品する。昨年の赤穂市美術展で市長賞となった「章藻功詩」など過去の代表作も展示。古典に立脚して書の美を求める長安さんの個性が並ぶ。
 長安さんは「書を始めて20年の節目ということもあり、個展を開くことにしました。若い世代にも書に取り組んでいる者がいることを知っていただければ」と話している。11日(月・祝)まで1階ギャラリーで午前10時〜午後6時。ただし、初日は正午開場、最終日は午後5時終了。

(初個展を開催する長安蘭銑さん)

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