赤穂民報
時間はどこにいるの?(2月16日)
チェコ共和国出身の著者が、時間についての娘の質問に答える一冊の絵本を書きあげました。
「時間」は不思議な存在です。でも、時間は私たちの日々の暮らしを支配しているのです。
子どものころ、絵本のなかの少女カーリンと同じように「時間」探しをした体験は誰もがもっていると思います。でも、誰一人として時間の話をしてもらったことはないでしょう。
カーリンは、腕時計やカッコウ時計、そして時計台にまで出かけて時間探しをします。その姿がとてもユニークでついつい物語に引きこまれます。
ひょっとしたら、カーリンのお母さんが言ったように時間は「かいぶつ」なのかもしれません。そんな思いにさせてくれる絵本です。
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『カーリンのじかん』○文/ウラジミール・シュクティナ○絵/マリー・ジョゼ・サクレ○訳/いぬいゆみこ○アスラン書房
(『カーリンのじかん』 ○文/ウラジミール・シュクティナ ○絵/マリー・ジョゼ・サクレ ○訳/いぬいゆみこ ○アスラン書房)
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