赤穂民報

坂越・宝珠山でサクラ植樹(3月14日)

 環境保全を目的に緑化活動を毎年行っている赤穂ロータリークラブ(RC・前田邦稔会長)は14日、坂越の宝珠山で頂上展望台付近を中心にソメイヨシノの苗木25本を地元小学生と一緒に植樹した。
 同山での植樹は平成18年10月以来およそ6年半ぶり。数年前の少雨で枯死したサクラを補った。一年間環境学習に取り組んだ坂越小3年生に高さ2メートルほどの苗木を一人1本ずつ渡し、RC会員と地元まちづくりグループ「さこし船岡を良くする会」の計約20人が作業を手伝った。
 展望台へ至る山道沿いに3〜5メートル間隔で植え、鳥獣除けの防護ネットを設置。児童たちが持参したペットボトルの水を根元にかけた。3年ぐらいで花が咲く、と聞いた前田隆成君(9)は「僕が卒業するときに見に来たい」。RC・環境保全委の高木崇一委員長(65)は「地元の山への愛着を一層深めてほしい」と話していた。

(赤穂ロータリークラブが地元児童と行った宝珠山の植樹活動)

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