赤穂民報
きみの行く道(3月23日)
ややもすると悲観的になりそうな日々の暮らしの中で、私は多くの絵本からパワーをもらってきました。
この絵本もそのうちの一冊です。タイトルからは難しそうな内容を想像しました。でも、ページをめくると、コミックのような表現にあぜんとしました。
人は、長い人生のなかで何度も思いもよらぬ出来事に出会います。そこから、自分らしい一歩を踏み出すことは容易ではありません。
この絵本をかいたドクター・スース(当時86歳)は
「何が起こっても
だいじょうぶ。なやむことはない。
どんどん行きなさい、そのままどんどん。
きみじしんも変わっていくのですから。」
と言っています。
私の願いは「世界の絵本5000冊に出会う」ことです。夢物語かもしれません。でも、どんどん行くしかありません。
今、あらためて、その思いを強くしています。
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『きみの 行く道』○作・絵/ドクター・スース○訳/いとうひろみ○河出書房新社
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▽お知らせ=しばらく文庫を休んでおりましたが、4月13日より再開できる運びとなりました。従来通り、第2・第4土曜日にオープンしますので、ご利用ください。TEL49・2089。
(『きみの 行く道』 ○作・絵/ドクター・スース ○訳/いとうひろみ ○河出書房新社)
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