赤穂民報

女人義士が華麗にパレード(4月14日)

 「大石神社 春の義士祭」が14日に開催され、討ち入り装束で身を包んだ女性47人による「女人義士行列」が歩行者天国となったお城通りを奉祝パレード。塩の献上を再現した「御塩道中」、地元の上仮屋獅子舞など総勢約350人が城下町を練り歩いた。
 今年の「女人義士行列」は創作踊りグループ「赤穂でえしょん悦輝」と赤穂交通安全協会婦人部、関西福祉大生を中心に構成。陣太鼓の音を合図に歩を進め、サクラの造花を両手に舞う「元禄花見おどり」を華やかに披露した。
 最後は「エイエイオー」の勝どきで勇壮に祭りを締めくくった。大石内蔵助役を務めた同協会婦人部長の横山直美さん(67)=福浦=は「赤穂で生まれ育った者にとって格別の思い。陣太鼓の重みを感じました」と振り返った。「どうしても加わりたい」と大阪市平野区から参じた高尾真希子さん(30)は「四十七士の中で一番のファン」という大高源五役で出演し、「とっても幸せ。衣装を着たまま帰りたいぐらい」と感激に浸っていた。

(女人義士が華麗な演舞も披露した「大石神社 春の義士祭」)

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