赤穂民報
プルタブ回収10年で車椅子10台(4月17日)
公共施設へ車椅子を寄贈するためにアルミプルタブの回収を続けている赤穂市身体障害者福祉協会(木村佳史会長)のリサイクル運動が今年度で10周年。16日には新たに2台を赤穂市民病院へ寄贈した。
プルタブ回収を始めたのは平成15年。最初の1台を購入できるまでに4年かかったが、その後は運動の輪が広がった。同協会が市内約20カ所に設置する自動販売機の収益を上乗せし、ほぼ毎年1〜2台を同病院や観光協会へ贈り、この日で通算台数は10台になった。
記録によると、10年間で集めたプルタブの総重量はおよそ2トン。木村会長は「運動に協力してくれた多くの方々の善意に感謝しています。車椅子を必要とする人に少しでも役立つように、これからも続けていきたい」と話している。
(リサイクル運動10周年の赤穂市身体障害者福祉協会から贈られた車椅子=市秘書広報係提供)
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