赤穂民報

旭硝子もメガソーラー(4月23日)

 板ガラスメーカーの旭硝子(石村和彦社長、本社・東京都千代田区)は23日、西浜町の自社保有地に年間発電量4500メガワット時の太陽光発電所を約13億円かけて建設する計画を発表した。来年4月に着工し、平成27年3月の稼働を目指す。
 計画によると、建設予定地は西浜工業団地で同社が所有する約5・1ヘクタール。一般家庭約820戸分の使用電力に相当する約4・2メガワットを発電し、全量を関西電力に販売する。太陽光発電パネルを設置する架台には腐食やさびに強い自社グループ製FRP素材を用い、「塩害の影響がある土地での長期にわたる安定的な発電」が可能になるとしている。
 市などによると、同社は平成6年、新工場予定地として同工業団地13・5ヘクタール分を取得した。6年前から分譲に方針を切り替え、昨年までに12区画中7区画を売却。残っていた区画の有効活用として太陽光発電所を建設する。
 同工業団地では今月12日に清水建設が出力10メガワットの大規模太陽光発電施設を起工したばかり。相次ぐメガソーラー建設計画に赤穂市は「自然エネルギーの普及啓発に加え、償却資産に対する固定資産税の税収が増えるメリットがある」と話している。

(旭硝子が発表したメガソーラーのパース図)

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