赤穂民報
「みまもり義士隊」にプレート交付(5月22日)
新聞販売店、タクシー会社などと警察が連携する防犯ネットワーク「赤穂みまもり義士隊」の総会が22日、加里屋中洲の赤穂警察署であり、“隊員”の証となるプレートとステッカーが加盟事業所に交付された。
同隊は平成17年、配達や輸送などで街中を巡回する機会の多い業種に赤穂署がボランティア協力を呼び掛けて結成。子どもや高齢者の見守り、事件・事故や不審者の目撃通報などにより犯罪の予防と早期検挙を目的としている。
この日の総会では、これまではなかった会則を制定。隊員の任期を2年とすることなどを定めた。活動の活性化を図ろうと、郵便局、ガス販売会社など9業種20社で組織を再構築し、「隊長」の西野秀夫署長が「これまで以上に力をお借りしたい。ささいなことでも遠慮せずに知らせて」と要望した。
隊員の目印として車やバイクに貼り付けるステッカーのデザインを新調。事業所に掲出するプレートも新たに作った。従来はファクス中心だった警察からの連絡を今後は電話でも行い、双方向できめ細かい意思疎通を図る。
事務局長の多田明彦・生活安全課長は「地域に密着した“市民の目”は、きっと防犯につながるはず」と期待している。
(新たに交付された「赤穂みまもり義士隊」のプレートを取り付ける加盟事業所)
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