赤穂民報
草刈りとごみ拾いで河川美化(5月26日)
改修整備が進む二級河川・加里屋川で環境保全への関心を高めようと、地域住民を中心にボランティア約200人が5月26日に清掃活動。国道250号から下流側約1キロ区間で奉仕に汗を流した。
沿川自治会の役員などで構成する「加里屋川ふるさとの川整備連絡協議会」(大橋正樹会長)が昨年に続いて呼び掛けた。工事中のためフェンスで囲われた赤穂小学校横の区間約100メートルを除き、草刈りとごみ拾いを行った。
土手や水面に落ちている空き缶やビニール袋を回収。川岸やガードレール沿いで高さ1メートルほどに伸びた草を刈払い機や鎌で刈り取った。約2時間の作業でさっぱりと景観を整えた。
近くに住む元赤穂小教諭の中井加和恵さん(85)=加里屋中洲=は、「コイやサギが見られる自然を子どもたちのためにも守りたい」と参加。企業、行政を合わせた参加者数は昨年よりも30人ほど増え、大橋会長(68)は「みなさんの協力が、継続した力となり発展していけば」と今後の展望を語った。
(草刈りとごみ拾いを行った加里屋川の美化活動)
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