赤穂民報

今年は「十段目」忠臣蔵扇子(6月13日)

 仮名手本忠臣蔵の十段目「天川屋見世の場」をデザインしたオリジナル扇子が赤穂市文化とみどり財団からこのほど発売された。
 弘化から慶応期(1844〜68)にかけて多くの作品を残した浮世絵師、初代歌川国明の大判錦絵(市立歴史博物館所蔵)を意匠に採用した。
 十段目は、大星由良之助との約定を守り、討ち入りに必要な武具を調達したことを決して明かさなかった義商・天川屋義平の名場面。浪士ら扮する捕り手が刀を抜いて迫る中、口をへの字に結んでにらみを効かす義平の男気あふれる様子が描かれている。
 忠臣蔵扇子は平成20年から毎夏一本ずつ新柄を制作し、今回で6作目。完売して復刻するほど好評で、同財団は「お早めに買い求めて」と話している。
 1本1000円。同館(TEL43・4600)のほか、赤穂情報物産館、忠臣蔵問屋「わたや」などで計400本を販売している。

(新発売された忠臣蔵扇子「天川屋見世の場」)

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