赤穂民報

「塩田案内人」受講者10人募集(6月20日)

 赤穂市立海洋科学館(黒川和則館長)は、古くから郷土の産業を支えた塩作りについて来館者に説明する市民有志「塩田案内人」の養成講座を開く。
 御崎の赤穂海浜公園内にある同館は、約1万1400平方メートルの敷地に塩田と釜屋を復元した「塩の国」を管理運営。揚浜式、入浜式、流下式の各製塩設備と道具類を展示し、毎週日曜日には塩を煮詰める「釜焚き」を実演している。昭和62年のオープン以来、年間来館者数が3万人を下回ったことは一度もなく、昨年度は約3万4000人が訪れた。
 講座は9月20日、10月11日と25日、11月8日と22日、12月13日の全6回で、いずれも金曜日の午前10時から1時間半程度。塩作り全般に詳しい同館協力員の横山嘉人さん(75)=有年横尾=から塩にまつわる歴史や知識を教わり、施設案内も実習する。
 順調なら来年4月から団体予約客を対象に活動をスタートする予定。黒川館長は「塩田に愛着を持つ人が語れば、来館者の興味がより深まるはず。おもてなしの心でぜひ協力してほしい」と呼び掛けている。
 受講無料。7月19日(金)まで市内在住の10人を募集する。多数の場合は抽選。TEL43・4192。

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