赤穂民報

雨上がりの城下に浴衣の風情(7月6日)

 梅雨開け間近の城下町を和装でそぞろ歩く「赤穂元禄ゆかたまつり」が6日、上仮屋の赤穂大石神社で催され、色とりどりの吹き流しで飾り付けた参道が大勢の参拝客でにぎわった。
 赤穂に夏の到来を告げる風物詩として今年で8回目。夕暮れ時に通り雨に見舞われたが、「土曜夜店」が開かれた花岳寺通商店街との人の行き来が次第に増え、浴衣や甚平を着た親子連れやカップルが下駄の音を鳴らして歩いた。
 境内の特設ステージでは浴衣を着た子どもたちがバイオリン演奏やダンスを披露した。メーンの「私のゆかた自慢コンテスト」には恋人同士や職場の同僚グループなど29組が出場。参道の石畳に敷かれた赤カーペットの上でポーズを決めて審査員にアピールした。
 看護師候補生としてインドネシアから来日中のムリヤティプルナマ・ナンナさん(28)=若草町=はピンクを基調にした花柄の浴衣姿で見物。来月初旬に3年間の研修を終えて帰国する予定で、「浴衣は着やすくて涼しい。いい思い出になりました」と祭りの風情を楽しんでいた。

(「ゆかた自慢コンテスト」などでにぎわった赤穂元禄ゆかたまつり)

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