赤穂民報

尾崎歩道橋、44年間の役目終える(7月29日)

 市道赤穂大橋線に架かる尾崎の歩道橋が29日、道路整備に伴い解体撤去された。
 歩道橋は道路横断中の交通事故をなくそうと、昭和44年3月建造。今月まで児童、園児の通学路としても使われたが、市道の拡幅整備に合わせて取り除くことになった。
 この日は現場区間を通行止めにし、約15人が雨の中を作業した。ボルトを外し、50トンクレーン車で階段部から先に撤去。近隣住民が見守る中、長さ20メートル以上ある主桁部が水平を保ったまま、地上に吊り降ろされた。
 歩道橋のすぐそばで自転車店を経営する間鍋善司さん(74)は登下校の子どもたちを長年見守ってきた。「冬に雪かきしたこととか、いろいろ思い出もある。やっぱり、さみしいもんやな」とトラックで運ばれていく歩道橋を見送っていた。

(役目を終えて撤去される尾崎の歩道橋)

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