赤穂民報

「拡充」「現状維持」義士祭の評価半々(8月23日)

 赤穂市の行政事業の必要性や予算の妥当性について検証する「外部評価委員会」(委員長=古瀬徳雄・関西福祉大副学長)は23日に第3回委員会を開催。「義士祭奉賛会補助金」に対する評価について、委員の多数決が「拡充」と「現状維持」で半々に分かれ、結論を持ち越した。
 当局が「拡充」を希望する「義士祭奉賛会補助金」(24年度予算額1060万円、決算額1174万円)の検討では、「マンネリを変えて集客アップの成果を出してもらわないといけない」と予算拡大を推奨する発言がある一方、経費を使わずに「ソーシャルメディアで盛り上げるべき」といったアイデアや「出演料の高い有名人の起用は控えるべきでは」といった意見が出された。多数決では「拡充」と「現状維持」が3人ずつの同数となり、10月に開く次々回の委員会で改めて協議することにした。
 この日は対象10事業のうち5事業について評価作業を行った。▽幼稚園預かり保育事業▽国際理解教育推進業▽生活習慣病健診の3事業は当局案と同じ「現状維持」と判定。「拡充」が提案された「観光キャンペーン事業」は「現状維持」の評価を下した。
 次回は8月30日(金)に▽市内循環バス運行事業▽国際交流推進事業▽赤穂国際音楽祭開催事業▽福祉のまちづくり事業▽地域福祉活動促進事業補助金の5事業について検討する。

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