赤穂民報

有年考古館、再開後入館1万人に(9月8日)

 有年楢原の赤穂市立有年考古館で8日、一昨年11月のリニューアルオープン以来の入館者数が1万人を突破。節目の入館者に記念品が贈られた。
 同館は昭和25年に郷土史家の松岡秀夫(1904〜85)が開設。平成23年、遺族から土地、建物と収蔵品を受贈した市が改修し、公立施設として再開した。
 1万人目となったのは新田の主婦、丑谷真知子さん(59)。開催中の特別展「渡辺うめ農民人形展-あぜみちの詩」(10月14日まで)を目当てに友人と2人で来館し、幸運に巡り合った。同館から渡辺さんの作品写真集などが贈られ、「リニューアルしてからは初めて訪れました。とても光栄です」とうれしそうだった。
 同館は再開してから、ほぼ月1回のペースで特別展や企画展を運営。スタッフによる丁寧な説明が好評で来館者数が大幅に増加している。同館は「今後も『日本一わかりやすい考古館』を目指してスタッフ一同努力したい」としている。

(リニューアル以来1万人目の入館者となった丑谷真知子さん=中央)

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