赤穂民報

甲長41センチ、重さ7キロのスッポン(9月11日)

 浜市の前田正義さん(69)が甲長41センチのスッポンを坂越の千種川で捕まえた。カメに詳しい神戸市立須磨海浜水族園の亀崎直樹園長によると、「国内最大級のサイズ」といい、前田さんから寄贈を受けた同水族園が飼育することになった。
 前田さんは子どものころから父の川漁を手伝い、千種川漁協のベテラン組合員。川の構造を知り尽くし、一本のはえ縄で一度に8匹を釣り上げるほどの名人だ。6日夕方にイカの切り身をエサにはえ縄を仕掛け、7日早朝に釣り上げた。
 捕獲したスッポンは重さ7キロで、腕はまるで人間の赤ん坊のような太さ。「フーッ」と息を吐き出して威嚇する音は、まるで猛犬のようなすごみがある。同水族園がこれまでに飼育した最高記録(甲長38センチ)を更新するサイズだ。
 「こんな大物は小学5年生のときに捕まえて以来」という前田さん。「水族園で飼ってもらえるなら安心。元気に長生きしてほしい」と運ばれていくスッポンを見送った。

(坂越の千種川で捕獲された甲長41センチ、重さ7キロのスッポン)

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