赤穂民報

農民人形展、入館者5000人達成(9月23日)

 赤穂市立有年考古館(有年楢原)と桃井ミュージアム(御崎)で2館同時開催中の「渡辺うめ農民人形展〜あぜみちの詩」の延べ入館者数が23日、5000人を突破。節目の来館者に記念品が贈られた。
 同展は渡辺うめさん(106)が丹精込めて制作した手作り人形を集めて8月31日に開幕。有年考古館は「田舎の暮らし」を主題に35点、桃井ミュージアムは「家族の絆と愛」をテーマに30点展示している。昔懐かしい田舎の日常を再現した素朴な風合いが人気を呼び、日を追うごとに来館者数が増加しているという。
 両館合わせて5000人目となったのは塩屋の大学2年生、長田彩歩(さほ)さん(20)。「先に見に来た知人に勧められて見に来ました」という母の御加さん(49)と2人で来場し、幸運に巡り合わせた。
 同ミュージアムの桃井香子代表(70)から赤穂雲火焼の陶器皿を記念品として受け取った彩歩さんは平成生まれ。「私の知らない昭和の暮らしを、人形を通して感じたいです」と見学。御加さんは「有年考古館の会場も見に行きたい」と話していた。
 10月14日(月)まで午前10時〜午後4時(入館は午後3時半まで)、火曜休館。有年考古館は大人300円、小学生以下無料。桃井ミュージアムは大人300円、小・中学生200円。

(開幕通算5000人目の入館者となった長田彩歩さん=中央=)

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