赤穂民報

赤穂の山々を冊子で紹介(10月12日)

 赤穂市内の山々について歴史や名称の由来、登山ルートなどを紹介する冊子「赤穂の山とひと」が高雄公民館からこのほど刊行された。原田一博館長(61)=太子町=が市広報に掲載したコラムを一冊に収録。原田館長は「楽しい山歩きに役立ててもらえれば」と話している。
 考古学に興味を持ち、高校時代から史跡を求めて山を散策するようになった原田館長は豊富な登山経験を活かし、市内の山をテーマにしたコラム「山とひと」を平成17年から8年間にわたって「広報あこう」に執筆。5年前には小冊子にまとめた。
 今回の冊子は今年2月に完結したコラム全40回を加筆修正した総集編。市内最高峰の百間岳、「雨乞山」の別名がある尼子山、頂上に大型の円墳がある「みかんのへた山」など約30座を地図や写真付きで載せている。ルート上の社寺や石仏など、住民と山との関わりについても取り上げている。
 登山ルートの説明では分岐の目印、所要時間の目安も盛り込み、初心者にもわかりやすい内容。A4判92ページ、300部発行。1部300円で希望者に頒布している。TEL48・7500。

(冊子「赤穂の山とひと」を編集発行した原田一博館長)

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