赤穂民報

あこがれの樫本さんと共演(10月6日)

 赤穂ゆかりの世界的バイオリニスト、樫本大進さん(34)寄贈の楽器で練習してきた「ハーモニーヴァイオリンアンサンブル教室」の生徒約30人が5日、赤穂国際音楽祭のプリコンサートで演奏。あこがれの存在である樫本さんと同じ舞台に立った。
 同教室は樫本さんから贈られたバイオリン20挺で平成13年に始まり、現在12期目。プリコンサートは中広の市文化会館小ホールで行われ、5〜11期生の小学生から高校生までが出演した。
 樫本さんと子どもたちは姫路交響楽団有志など約20人のビオラ、チェロとともに、「バロック風『日本の四季』より『秋』第2楽章」を演奏。この日のために練習してきた「赤穂浪士」も披露し、約300人の観客から大きな拍手をもらった。
 ベルリンフィルハーモニーの第一コンサートマスターで世界屈指の演奏レベルを誇る樫本さんは生徒たちにとって雲の上の存在。アンサンブル教室のコンサートマスター、中河大地君(13)=山手町=は「樫本さんの音色はすごくきれい。楽しかったし、勉強になった」と高揚した様子で話していた。
 アンサンブル教室2期生で、現在は京都市立芸大音楽学部でピアノを学ぶ誉田真弓さんも出演。大学の同級生4人でシューマンのピアノ4重奏曲を演奏した。

(樫本大進さんと子どもたちが共演したプリコンサート)

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