赤穂民報

義士祭出店は公募、暴排強化で(10月24日)

 赤穂義士祭奉賛会事務局は12月14日の「第110回赤穂義士祭」で見物客に飲食物などを販売する出店者を公募すると決定した。露天商組織による暴力団利益供与が公表されたことを受けた措置。また、8月の福知山花火大会での爆発事故を受け、発動発電機の持ち込みを禁止した。
 募集要項によると、お城通りに130店程度、駅前通りに20店程度の出店スペースを確保。駅前通りの区画は市内で活動している団体、グループに限定する。1区画は間口3・8メートル、奥行2メートルで出店負担金3万円、道路使用許可の証紙代2000円が必要。電力は主催者が1店につき1500ワットを上限に供給し、プロパンガスなど火気を使用する場合は消火器の備えを義務付ける。
 県内露天商組織による暴力団への利益供与問題は今年6月に発覚した。8月の「市民の夕べ」では前年の出店者へ募集要項を郵送したが、「もし、暴力団と関わりのある露天商が含まれている場合、こちらから案内を送付するのは好ましくない」などの理由で発送は行わない。
 出店申込みは11月1日(金)午後5時必着。応募書類は市産業観光課窓口、市ホームページで入手できる。応募多数の場合は11月8日(金)の出店場所抽選会で決定する。同課TEL43・6839。

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