赤穂民報

義士一級史料の解説本、改訂刊行(10月26日)

 赤穂四十七士の吉良邸討ち入りを見守った人物が書き残した一級史料の解説本『赤穂義士討入り従軍記』が10月30日(水)、特例財団法人中央義士会(中島康夫理事長)から刊行される。
 同財団が平成14年に討ち入り300年記念で発刊した『佐藤一敞覚書』の改訂版。堀部安兵衛の従弟、佐藤條右衛門が記した「浅野内匠頭殿御家士敵一件 佐藤條右衛門一敞覚書」の写本の翻刻と解説、史料発見の経緯を収録。今回新たに冨澤信明・新潟大名誉教授の論文「佐藤條右衛門の出自」を加えた。
 佐藤條右衛門は裏門隊で討ち入った堀部安兵衛の従弟。覚書の写本は平成14年1月、新潟県新発田市内で見つかった。中島理事長は改訂版の解説本の中で、原書の所在について「現在ある方が保管しており、その経過も知っている」と明かしており、義士研究者の注目を集めそうだ。
 解説本はA5判156ページで500部。1部1200円、送料100円(10冊以上は1冊960円、送料無料)。郵便振替用紙の通信欄に「赤穂義士討入り従軍記」と記入の上、「財団法人中央義士会」00130−0−54568へ振り込めばよい。問い合わせは同財団分室TEL048・973・3777。

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