赤穂民報

雨吹き飛ばす熱気「でえしょん祭り」(11月3日)

 「第10回赤穂でえしょん祭り」が3日、赤穂城跡公園花見広場を主会場に開催され、市内外から69チームが参加した。色とりどりの衣装で着飾った約1500人の踊り子たちが元気いっぱいに演舞。あいにくの雨にもかかわらず、観客約3500人(主催者発表)が祭りを見物した。
 10回目を記念して駅前通りにも会場を設置。お城通りを南下したパレードと合わせ、沿道の観客が間近で踊りを堪能した。午後からは全チームが主会場に集結。あいにくの雨も吹き飛ばすほどの熱気で躍動した。
 新潟や広島、高知など県外からも多数のチームが出場した。岡山市を拠点とする「風舞輝〜fubuki〜」の代表、花川遼平さん(24)=早島町=は「お客さんの手拍子や声援に力をもらえました」。夫婦で見物した三田市の会社員、小東英治さん(51)は「迫力がすごかった」と雰囲気を楽しんだ。
 同イベントは赤穂独自の創作踊り「でえしょん」が平成12年に誕生したのを受け、4年後の16年に始まった。第1回から運営に関わっている「でえしょん連絡協議会」の梅本邦夫会長(51)=若草町=は「10回目を迎えられたのも、全スタッフの全力投球と踊りチームの参加があってこそ。感謝したい」と節目を喜んだ。

(衣装を着た踊り子が華やかに舞った第10回赤穂でえしょん祭り)

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