赤穂民報
ママさん人形劇団が結成25年(11月24日)
高雄幼稚園の母親有志による人形劇同好会「コロボックル」が11月30日(土)、高雄公民館で一般向け公演を催す。手作りの人形や小道具を使った温かみのある舞台が楽しめそうだ。
同会は「子どもたちに手作りの人形劇を見せたい」と願った保護者らで平成元年に結成。毎年会員が入れ替わる中、活動を継続してきた。今年は5月から絵本をベースに脚本を作り、メンバー13人で手分けして人形や背景画を制作。9月から週2〜3回のペースで始めた演技練習は今月中旬以降、ほぼ毎日行っている。
今年の演目は、子どもたちの苦手な野菜がヒーローになって活躍する「にんじん忍者にんざえもん」、森の動物たちの交流を通して友情の大切さを訴える「ともだちや」の2本立て。19日に坂越幼稚園であった公演では、いきいきと人形が動く約40分間のステージが子どもたちを大いに喜ばせた。
「子どもたちの笑顔のために頑張る、という精神は25年間ずっと受け継がれてきたと思っています」と代表の釜増直美さん(34)=真殿=。「子どもにもわかりやすい舞台を心がけて練習してきたので、ぜひ親子で見に来て」と観覧を呼びかけている。
午前10時開演。入場無料。
(一般向け公演へやる気を高めている高雄幼稚園の人形劇同好会「コロボックル」)
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