赤穂民報｜バトン団体で全国大会へ

赤穂民報

バトン団体で全国大会へ（11月30日）

　バトンやポンポンなどを使った集団演技の美しさや完成度を競う「第４１回バトントワーリング全国大会」（１２月７・８日、千葉市・幕張メッセ）に上仮屋南の山下美優さん（１６）＝岡山・就実高１年＝が出場する。
　中学時代に全国大会で団体優勝した経歴を持つ母恵子さんの影響で小１からバトンを始めた山下さん。姫路や大阪のクラブチームで技を磨き、全国大会常連校の就実へ進んだ。
　遠距離通学と毎日のハードな練習は体力的にきつく、食事がのどを通らない日もあるほど。「就実でやりたい、という気持ちが伝わってくる」（新谷文教顧問）という熱意で１年目から１４人のメンバー入りを果たした。
　１１月１０日にあった中国地区予選ではチームは最優秀賞を勝ち取ったものの、山下さんはバトンを１回落としてしまい、悔いが残る演技となった。全国大会は自身にとって初めて。「絶対ノーミスで、今までで一番良い演技をする」と強く心に誓っている。