赤穂民報
師走を彩る元禄絵巻「赤穂義士祭」(12月10日)
第110回を迎える「赤穂義士祭」は12月14日(土)に行われ、総勢約1300人の忠臣蔵パレードが城下町に繰り出す。メーンの義士行列には俳優の松平健さん(60)が大石内蔵助役で特別出演。週末開催ということもあり、大勢の観客でにぎわいそうだ。
パレードは子どもたちによる和太鼓演奏後、大手門前交差点から午前10時に出発。早かご行列、菅谷半之丞の逸話に基づいた紙太鼓に合わせて踊る「竹北どんちゃん」、忠臣蔵名場面を再現した山車など演目は20を超え、加里屋「いきつぎ広場」横の本部前まで約1・1キロを練り歩く。本部横には今年初めて有料観覧席が設けられ、一般販売247席に対し、594席の応募があった。
「義士娘人力道中」は第29代赤穂義士娘の3人が人力車に乗って登場。「東映剣会殺陣」は同交差点(午後0時20分)と本部前(同1時15分)で都若丸さんら俳優陣が迫真の立ち回りを披露する。今年も人気パーソナリティ、浜村淳さん(78)が祭りの様子を実況。名調子で祭りを盛り上げる。
上仮屋の赤穂城跡内武家屋敷公園では、午前10時から義士親善友好都市と近隣市町などによる交流物産市が開催。「津山ホルモンうどん」「米沢牛串焼き」「三次ワイン」など約25ブースが出店する。オープニングで甲ちゅう姿の「彦根鉄砲隊」が銃砲を轟かせる奉納演武も見もの。
また、刃傷事件を知らせるために走った早かごにちなみ、「早かごレース」を駅前通り周辺で午前11時半から実施。参加12チームがスピードと装飾を競う。
問合せは赤穂義士祭奉賛会TEL43・6839。
(「第110回赤穂義士祭」のPRポスター)
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