赤穂民報

全会一致で「反対」意見書(12月12日)

 赤穂市議会は12日の本会議で、産廃最終処分場建設計画に反対する意見書を兵庫県知事宛てに提出することを全会一致で議決した。12月17日(火)に永安弘議長が西播磨県民局へ提出する予定。
 意見書案は6会派の代表者が連名で上程した。地震や事故などで浸出液の未処理水が海域に流出することへの不安、海産物への風評被害、観光面への影響を心配。「自然環境や市民の健康、生活への影響」も懸念し、「将来にわたり不安を抱き続けることとなる産業廃棄物最終処分場の設置については、決して認めることはできない」と計画への反対を明確にした。
 また、各種団体から議長宛てで寄せられた陳情16件も同日採択した。陳情者は次のとおり。受理順。
 ▽赤穂の環境を守る会
 ▽赤穂鮮魚販売協同組合
 ▽赤穂市自治会連合会
 ▽赤穂合同魚市場
 ▽赤穂食品衛生協会
 ▽赤穂民主商工会
 ▽赤穂ごみ問題を考える会
 ▽兵庫年金者組合西播支部
 ▽赤穂市PTA連合会
 ▽プラット赤穂商店会
 ▽播州赤穂塩ラーメン組合
 ▽赤穂旅館組合長
 ▽赤穂喫茶組合
 ▽赤穂観光協会
 ▽赤穂労災・職業病患者と家族の会
 ▽新日本婦人の会赤穂支部

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