赤穂民報

花びら7枚のセツブンソウ(3月15日)

 「セツブンソウに変わった花が咲きました」と読者の男性が写真を本紙へ届けてくれた。花びらのように見える白い萼が通常よりも2枚多く7枚ついている。
 セツブンソウはキンポウゲ科の多年草で、環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されている希少種。萼の枚数は通常5枚で、7枚もあるのはめずらしい。
 男性によると今から20年ほど前、宍粟郡一宮町(現宍粟市)の知人から自生株を2株譲り受けて自宅庭に移植。3年目に初めて開花して以来、毎年2月ごろになると小さい可憐な花を咲かせてきた。年々数が増え、今季は30株以上に。その中に萼が6枚または7枚ある花を見つけた。
 男性は「この花の種が、いずれまた発芽するはず。どんな花が咲くか楽しみ」と話している。

(萼が通常よりも多い7枚もあるめずらしいセツブンソウ)

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