赤穂民報

県内最大級メガソーラー竣工(3月19日)

 西浜町の工業団地で大手ゼネコンの清水建設(本社・東京都中央区、宮本洋一社長)が昨年4月から建設を進めていたメガソーラープラント「赤穂太陽光発電所」が竣工。19日に通電式が行われた。設備容量は約12メガワットで県内最大級。試験運転を経て4月から稼働する。
 赤穂港に面した敷地約16ヘクタールに約4万8300枚の発電パネルを設置。同社のビル管理技術を応用した統合システムで発電量予測、故障検知、防犯監視などを現地と本社の両方でリアルタイムに制御できる。
 通電式には関係者約50人が出席。黒澤成吉副社長がスイッチを入れると、モニターに発電量の数字がデジタル表示された。
 発電電力量は一般家庭3800世帯分に相当する年間約1365万キロワット時(推定)。平成45年までの20年間にわたって全量を関西電力に売電する計画で、年間売上額は「4〜5億円」を見込む。プラントを運営する同社100%出資子会社「赤穂太陽光発電」の小林経夫社長は「塩田の栄えた赤穂に太陽光発電は非常に適している」と安定した収益確保に自信をみせている。

(県内最大級の規模で竣工した「赤穂太陽光発電所」)

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