赤穂民報

大規模災害時にLPガス供給(3月26日)

 大規模災害時のライフライン確保に役立てようと、赤穂市は26日、兵庫県LPガス協会西播西支部赤穂地区会(21事業所)と支援協力協定を締結した。
 LPガスは液化してボンベで持ち運べるため個別供給が可能。阪神・淡路大震災、東日本大震災でも被災者の生活を助けた。赤穂市は同協会の前身である兵庫県プロパンガス協会とも同様の協定を平成8年に締結しており、協会の名称変更に伴い改めて協定を交わした。
 協定では、赤穂市内に地震や風水害などで大規模な災害が発生または発生のおそれがある場合、市の要請に基づき、ガス式のコンロ、炊飯器、ストーブなどと燃料を供給する取り決め。費用は直前の適正価格を基準に市が負担する。
 市役所で行われた調印式では、同会からLPガス発電機1台(出力900ワット)が贈られた。小山哲司地区長(43)は「緊急時のライフラインとして市民貢献したい」と話した。

(災害時支援協力協定を結んだ調印式)

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