赤穂民報
パオアルのキツネたいじ(4月26日)
中国のキツネの物語です。
お父さんが留守のあいだにキツネに取り憑かれてしまったお母さんを助けようと、男の子パオアルが勇気を出して頑張ります。
お母さんが子どもを思う絵本はたくさんあります。それだけに、子どもが母を思う話に出会うと、いろいろと考えさせられます。
この絵本は、今から400年ほど前の清(しん)の時代に蒲松齢(ほしょうれい)という人が書いたものを1993(平成5)年に湖南省で生まれた著者が再話しました。
中国は黄河文明の発生の地であり、60余りの民族がくらす巨大な国ですが、不思議と中国の絵本は手に入りにくいです。きっとたくさんの昔話や民話がうもれているのでしょう。
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『パオアルのキツネたいじ』○原作/蒲松齢○再話/心怡○絵/蔡皋○訳/中由美子○徳間書店
(『パオアルのキツネたいじ』 ○原作/蒲松齢 ○再話/心怡 ○絵/蔡皋 ○訳/中由美子 ○徳間書店)
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