赤穂民報

女人義士行列、勇壮華麗に10回目(4月14日)

 赤穂大石神社主催の「春の義士祭」が13日にあり、討ち入り装束を着けた「女人義士行列」や塩の献上を再現した「御塩道中」など総勢約350人が歩行者天国になった城下をパレードした。
 女人義士行列は出演者を公募して平成16年に始まり、一度雨天中止になったのを除いて10回目。男性が行列する12月の義士祭に対し、女性のみで四十七士を構成する華やかさが特長だ。
 今年も県外を含む2歳から73歳までの応募があり、大石内蔵助役の舞台女優、白井千敦(ちずる)さん(38)が叩く陣太鼓に合わせて一歩ずつ足を進めた。忠臣蔵を知らない沿道の観客にも物語を知ってもらおうと道中3カ所で立ち止まり、前中後編に分けたあらすじを出演者たちがリレー形式で朗読した。
 中学生のころから忠臣蔵の大ファンという白井さんは矢頭右衛門七役で出演した一昨年に続いて2度目の参加。「尊敬する内蔵助役ができるなんて一生の思い出です」と感無量の様子だった。

(威勢良く勝どきを上げた女人義士行列)

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