赤穂民報

高光院殿を追善、三百五十遠忌法要(4月20日)

 浅野長直の正室、高光院殿の三百五十遠忌法要が20日、加里屋の日蓮宗・高光寺(三好一行住職)で営まれ、檀家約80人が参列した。
 寺に残る文書によると、赤穂浅野家初代藩主・長直が明暦3年(1657)に本尊を寄進。寛文2年(1662)に大石頼母助と原惣右衛門をつかわし、奥方の菩提寺となるよう仰せつけた。長直夫人はその3年後に江戸で死去。遺髪を同寺に埋葬したと伝えられている。
 遠忌法要は三百遠忌以来、半世紀ぶり。三好住職が赤穂城の築城や塩田開発など長直公の功績と、それを奥方として支えた高光院殿を称え、読経と焼香で追善した。
 高光院殿は初代白河藩主、丹羽長重の娘で名は不詳。同寺の山門を入った右手に墓所がある。

(菩提寺の高光寺で営まれた高光院殿三百五十遠忌法要)

カテゴリ・検索
トップページ/社会/政治/文化・歴史/スポーツ/イベント/子供/ボランティア/街ネタ/事件事故/商業・経済/お知らせ

読者の声
社説
コラム「陣太鼓」
絵本の世界で旅しよう
かしこい子育て
ロバの耳〜言わずにはおられない
赤穂民報川柳
私のこだわり

取材依頼・情報提供
会社概要
個人情報保護方針

赤穂民報社
analyzer