赤穂民報

タイガーマスクから続く善意(4月20日)

 漫画「タイガーマスク」の主人公・伊達直人を名乗る男性から依頼を受けた和太鼓グループが20日、新田の児童養護施設「さくらこども学園」(中河篤司施設長)を慰問。入所児童約30人がパワフルな鼓動に耳を澄ませた。
 たつの市と新宮町を拠点とする和太鼓グループ「新龍太鼓」(岡村三保子代表)からメンバー11人が来所。テーブルを片付けた食堂に長胴太鼓や締太鼓など15張を並べ、勇壮に4曲を披露した。
 中河施設長と岡本代表の話では、今年1月、匿名の男性から「子どもたちに太鼓の演奏を聴かせてあげたい」とそれぞれに電話があったという。同施設には昨年までもタイガーマスクのイラストを添えてランドセルやクリスマスケーキの寄贈があり、今回も同じ男性からの善意と思われる。
 和太鼓の音を初めて生で聴いたという小学4年の上野萌乃花さん(9)は演奏体験にも参加。「太鼓の音はびっくりするくらい大きくて、聴いていて楽しかった。タイガーマスクさん、ありがとう」とうれしそうだった。

(「タイガーマスク」から贈られ、演奏体験も楽しんだ和太鼓演奏会)

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