赤穂民報

児童合唱団に「草の根国際功労賞」(6月11日)

 市民レベルの国際交流が顕著な団体・個人を称えようと今年度に新設された「草の根国際功労賞」を赤穂市児童合唱団(西原賢団長)がこのほど受賞した。
 団体では唯一の受賞で、関係者は「今後も小さな親善大使として国境を越えた交流の輪を広げていきたい」と喜んでいる。
 同合唱団は、平成10年を皮切りに3年に一度、赤穂市の姉妹都市、豪・ロッキングハム市へ演奏旅行。現地の児童合唱団とジョイントコンサートを開催するなど音楽を通した交流を重ねてきた。演奏旅行は昨年で通算6回を数え、浴衣姿での合唱や赤穂の塩作りをストーリーに組み入れたオペレッタ上演で歴史文化の紹介にも役立っている。
 表彰式で記念のプレートを受け取った安部智子副団長(57)=上仮屋南=は「言語が異なっても音楽でわかり合えることを今後も子どもたちに伝えていきたい」と話した。
 同賞は、昨年6月に発足した「ひょうご国際交流団体連絡協議会」が国際交流活動の一層の高揚を目指して創設。同合唱団のほか4個人が表彰された。

(赤穂市児童合唱団に贈られた「草の根国際功労賞」の表彰プレート)

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