赤穂民報

創作パンで『はらぺこあおむし』(6月28日)

 幼虫からさなぎを経て美しい蝶へと育つ過程を描いた世界的ベストセラー絵本『はらぺこあおむし』を題材にした創作パンのシリーズ3部作が加里屋中洲のベーカリー「あこうぱん」に出揃い、物語を想起させるユニークな見た目が来店客の人気を集めている。
 パン生地にカラフルなクッキーを乗せて羽根の模様などを表現。子ども向けに設けている店内の絵本コーナーで「ここには『はらぺこあおむし』がないよ…」と話している親子の会話を耳にした店主の鈴木誠さん(44)が「それならば、パンで作ろう」と発案した。
 当初は、あおむしをかたどった1種類のみだったが、「絵本と同じように、ちゃんと成長させてあげなきゃ」と、「第2章」としてさなぎ、「第3章」として蝶を追加した。
 あめとチョコチップで表した目がユーモラスで、子どもだけでなく大人にも人気。しばらく飾っておいてから食べる人もあるという。「食べる前の会話が弾めば、作り手としてもうれしい」と鈴木さん。「シリーズのさらに続きも考えているので、お楽しみに」と話している。
 いずれも1個135円(税別)。毎日午前8時ごろに焼き上がり、売り切れ次第終了。定休日は毎週火曜と第3月曜。TEL42・3565。

(人気絵本『はらぺこあおむし』をモチーフにした創作パン)

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