赤穂民報

人気の塩ラスクに薄焼きタイプ(7月15日)

 地元特産の塩で風味を付けた焼き菓子「赤穂塩ラスク」を製造販売している加里屋の「ほのか工房」が薄焼きタイプをこのほど新発売した。従来品のほぼ半分の厚みでサクサクした軽い食感が特長。「塩とバターがラスク全体に染み渡り、おいしさが増した」と評判が良い。
 プラット赤穂1階にある同工房は赤穂精華園の障害者就労支援施設として平成20年8月にオープン。利用者たちが作った豆腐や野菜、菓子などを販売している。ラスクは、赤穂の塩を生地に練り込んだフランスパンを原材料に用い、県が各地域のすぐれた特産品を選定する「五つ星ひょうご」の称号を得た売れ筋商品だ。
 新商品は、パンをスライスするときの厚みを従来の11ミリから6ミリに。グラニュー糖やチョコパウダーなどを振りかけ、大理石の天板に乗せてオーブンでじっくり焼き上げる。薄くなったことで噛む力が弱いお年寄りからも「食べやすくなった」と好評だ。
 ▽シュガー▽チョコシナモン▽メイプルバニラ▽キャラメルの4種類。いずれも大袋(60グラム入り)180円、小袋(25グラム入り)100円。接客と製造を担当する有年楢原の西中恵子さん(39)は「おいしかったよーとお客さんに言ってもらえたときがうれしいです。感謝の気持ちを込めて作っています」と話している。
 午前10時〜午後8時営業(1月1日のみ休み)。TEL56・9660。JR播州赤穂駅2階の観光案内所でも販売している。

(4種類の味で新発売した「ほのか工房」の薄焼きラスク)

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