赤穂民報
海浜公園でリュウゼツラン開花間近(7月26日)
“100年に一度しか花が咲かない”との伝承から「センチュリープラント」とも呼ばれる常緑多年草、アオノリュウゼツランが御崎の赤穂海浜公園で開花間近となっている。
メキシコ原産でテキーラの原料として知られるアオノリュウゼツラン。花を咲かせることは稀で、咲いた株は枯死するという。同公園では「太陽のプロムナード」と公園西寄りの赤穂砂丘に計約30株が植わっている。
通常は、長さ約1〜2メートルの剣のような形をした葉が円座状に茂っているだけだが、6月初めに赤穂砂丘の一株から直径10センチほどの花茎が伸び始めているのを職員が発見。約1カ月かけて高さ8メートルくらいに成長した後、左右に枝が張り出した。少し遅れて「太陽のプロムナード」でも2株で花茎が伸長した。
同公園によると、開花すれば4年ぶり5度目。同公園は「一度に3株も花が咲くことは珍しいので、ぜひ見に来て」と話している。
(花茎から張り出した枝につぼみがつき、開花が間近となっているアオノリュウゼツラン)
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