赤穂民報
「市民の夕べ」平日開催も4万3000人(8月4日)
赤穂の夏の風物詩「第44回市民の夕べ−播州赤穂花火大会」は4日、御崎の赤穂海浜公園で行われた。雨による延期で平日開催となったが、約4万3000人(主催者発表)が訪れ、花火見物や盆踊りなどを楽しんだ。
目玉の打ち上げ花火は観客のカウントダウンでスタート。一つの玉が4色に変化する「ミラーボール」や二つの輪が交差してキラキラと輝く「クロスリング」など色とりどりの約2500発が夜空と公園内の湖面を彩った。
順延に伴って一部で中止・縮小されたプログラムもあったが、メーン会場では櫓を囲うように唐揚げやかき氷の露店約100軒が並び、にぎやかだった。地元食材の創作料理を集めた「赤穂の大屋台村」は完売の盛況。特設ステージでは公募で集まった女性ユニット「A−girls」がダンスで華を添えた。
てるてる坊主を作って開催を願ったという磯浜町の小学4年、西山衣紀(いのり)さん(10)は友人や家族の計4人で来場。「いろんな色の花火が見れてうれしかった」と笑顔だった。
(色とりどりの打ち上げ花火が夜空を彩った「市民の夕べ−播州赤穂花火大会」=写真は多重合成です)
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