赤穂民報

世界で一冊の絵本を手作り(8月10日)

 ストーリー作りやイラストを自分で手掛ける「夏休み手作り絵本教室」が中広の赤穂市立図書館でこのほどあり、園児・小学生約30人がオリジナルの一冊を作った。
 加古川市の工作教室講師、星野由香さん(46)を招いて3日間開催した。子どもたちは製本キットを使ってハードカバー付き絵本(縦約28センチ、横約20センチ)の制作にチャレンジ。クレヨンや水彩絵の具を組み合わせた描画や立体感が出る折り紙のコラージュなど教わった技法を制作に活かした。
 最終日には完成した絵本を一人ずつ発表。『小人とふしぎな花』と題して主人公の姉妹が冒険する物語を描いた小学3年の高野咲希さん(8)=塩屋=は「次はもっと長いお話を描いてみたい」と話していた。

(オリジナルの一冊を仕上げた手作り絵本教室)

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