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「誠忠義士伝」全点揃う、国内3カ所目(8月13日)

 歌川国芳画の連作錦絵「誠忠義士伝」全51点のうち50点を所蔵し、8月31日(日)まで開催中の特集展示で公開している赤穂市立歴史博物館(冨永惠一館長)は残り一点の「大尾 鹿松諫六家僕塵三郎」をこのほど入手。13日から展示に追加した。
 同館は今年5月、赤穂観光大使の高松孝育さん(74)=豊中市=から「誠忠義士伝」の50枚揃いを受贈。欠けていた大尾をこのほど手に入れた。
 弘化4年(1847)に刊行された同シリーズは、四十七士をはじめ忠臣蔵の登場人物のうち51人を一人ずつ描き、当時大人気となった連作錦絵。同館によると、51枚揃いで所蔵している国内施設は他に東京都立中央図書館と赤穂大石神社のみで同館が3カ所目という。

(赤穂市立歴史博物館が入手した歌川国芳画「誠忠義士伝」の「大尾 鹿松諫六家僕塵三郎」)

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