赤穂民報

大学生が夏休みの宿題をお手伝い(8月19日)

 関西福祉大学の学生が子どもたちの学習をサポートする「なつやすみ宿題教室」が19日、新田の同大学であり、小学生約130人がドリルや作文用紙を持って参加した。
 地域に開かれた学校作りを目指して平成21年から毎夏開催。今年は上郡、備前を合わせて延べ5日間実施した。この日は最終回で、ドリル・作文、自由研究・図画工作の2系統で教室を分けて学生有志12人とボランティア参加した赤穂西中学校の生徒3人が子どもたちを支援した。
 学生たちは小学生のやる気を引き出そうと、質問や相談に丁寧に対応。読書感想文の課題図書に出てくる知らない単語の意味を尋ねた松原町の小学4年、冨田一茶(いっさ)君(9)は「お兄さんが上手に教えてくれた。終わったら友だちと遊びたい」と机に向かっていた。

(大勢の小学生が来場した関西福祉大学の「なつやすみ宿題教室」)

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