赤穂民報

ハーモニカの西日本大会で1・2位(9月9日)

 2年に一度開かれる西日本ハーモニカコンテストの「複音ソロの部」で、赤穂市内のハーモニカ愛好者サークル「AKOハニーハーモニー」代表で市職員の尾崎雄三さん(59)=元塩町=が初優勝。会員で調理師の小河(おごう)由美さん(56)=細野町=が2位になった。
 2人はCD審査を通過して先月23日に大阪府堺市のサンスクエア堺であった本選に出場。ともに高難度の「ロング・ロング・アゴー変奏曲」を演奏した。歯切れの良い音を出す「飛躍奏法」や滑るように音階を奏でる「グリッサンド奏法」を駆使。尾崎さんは毎日数時間の練習を続けてきた成果を発揮し、小河さんは初出場ながら大きなミスなく吹ききった。
 前回3位だった尾崎さんは2度目の出場で頂点に。同部門でただ一人の金賞にも輝き、「全日本大会にもチャレンジしてみたい」と次の目標を掲げた。演奏歴約5年の小河さんは「入賞に驚いて、演奏中よりも表彰式の方が足が震えました」と話し、「将来は子どもたちがハーモニカに親しむ機会を作りたい」と指導者資格の取得に意欲を見せた。

(西日本ハーモニカコンテストで1位の尾崎雄三さん)

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