赤穂民報

絵画や写真で巡る赤穂の祭り(10月1日)

 秋祭りシーズンの到来に合わせ、赤穂市内各地の祭礼行事をテーマに制作された美術工芸品を集めた企画展示「描かれた赤穂の祭り−神と仏の風景めぐり」が有年楢原の有年考古館で開かれている。
 赤穂八幡宮獅子舞(県無形民俗文化財)や塩屋荒神社の秋祭り屋台などを描いた日本画、洋画、版画など約160点。「坂越の船祭」=国重要無形民俗文化財=の海上渡御を描いた絵巻は弘化2年(1845)のものから現代の作まで計6点を集め、坂越・奥藤家と姻戚関係にあった京丹後市の豪商に伝承していた一巻も展示している(一部入れ替えあり)。
 佐方直陽さん(坂越)の切り絵、鳥井廣夫さん(同)のペン画、竹田忍さん(塩屋)の多色刷り木版画など地元作家の作品多数。明治・大正期の古写真を含む画像約60点の展示のほか、昭和30年ごろの8ミリ映像を保存したDVDの上映もあり、懐かしさと郷愁を誘う内容となっている。
 11月3日(月・祝)まで午前10時〜午後4時。火曜休館。無料。Tel49・3488。

(多彩な作品が並ぶ企画展示「描かれた赤穂の祭り」)

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